2020.04.07

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ぎふの画廊巡り 坂本真彩 -たみのうた-

今回とても評判の良い坂本真彩さんの作品「たみのうた」。
アイヌの人に語り継がれてきた神謡(カムイユーカラ)をローマ字表記しながら作品として作り上げているます。細部を見るとそこに使われる一つ一つの記号から作家がこの物語をいかにリスペクトしているかが伝わってきます。
本来なら作家本人から直接話が聞けると良いのですが、こんな時期で申し訳なく思っています。
ただそれを差し引いても響く作品。
私は文字や記号に当たる光や影を漠然と鑑賞しているだけで自分の中にある純粋な気持ちとかを引き出され、簡単にいえばとても豊かな気持ちになれる作品です。

 

 

2020.04.01

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ぎふの画廊めぐり 坂本真彩-たみのうた-

今年で26回目を迎える「ぎふの画廊めぐり」
田口美術では坂本真彩さんの個展を開催します。

坂本真彩さんは千葉県南房総市在住の作家です。

以前は衣装制作など演劇に携わる仕事が多く、当時の作品を私はほとんど知りませんでした。
けれども数年前、埼玉県のギャラリーで催された彼女の個展で見た作品にとても興味を持ちました。

そして昨年、千葉県の小さな美術館に出品された作品に再び衝撃を受けました。
作品自体も素晴らしいのですが、作家から説明を聞くと多重的に魅力が増していきました。

口伝で受け継がれていくアイヌの話を文字をちりばめて作品にした「たみのうた」
口伝に敢えて文字を用いるのですが、それは読み解く事は叶わず感じ取ることのみ。

個人的には久しぶりに心に響いた作品です。
皆さまにも是非この機会にご覧になって頂きたいと思います。

2020.02.19

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Relax ささくれたココロを癒す作品展

岡田敏幸 葉っぱの筆箱
岡田さんは東京芸大卒の木工作家。以前紹介した店のイスやテーブルも彼の作品ですが今回は攻めてきました。
つまみを摘んで蓋をスライドさせると虫の翅にも似た葉っぱがパタパタしながら広がります。そして広がった蓋の中にはインク壺、箱の底には手彫りのペン。すごい仕掛けで見慣れてくれば木と曲線のあたたかみに癒されますが、最初のインパクトは興奮でしかありません。